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障害物と地表条件を考慮した曲線座標系のグリッドをもとに、流体力学方程式を解くことによって、気体や気液二相流の漏洩を
シミュレートします。
検討は簡単な手順で行うことができ、ユーザーは貯蔵タンクの位置設定や貯蔵物の特性指定を行うことによって、サイトの
条件を対話的に設定できます。ソフトウェアには初期データベースが用意されており、更新も可能です。
シミュレーション結果(熱フラックスや濃度)はグラフィックスで表示され、危険個所や有毒値のしきい値によって、危険性が定量的に表示されます。
グラフ、等値線やアニメーションにより、火炎から放出される熱フラックスや圧力が表示できます。これらの表示機能により
IDLH
(米国で使われている限界値)、
LC50
(50%致死濃度)などで
示される限界値に基づいて有毒で危険な物体表面の境界領域を明瞭に表示できます。 |